古民家の賃貸情報も、地元の人しか知らないということがあります。古民家を借りたいと思っても、なかなか情報が分かりにくいですね。
 
 
まずは、古民家を賃貸したい県の『空き家情報バンク』『移住支援ポータルサイト』などのサイトにアクセスしてみましょう。私が住んでいる愛媛県では、次のようなサイトがあります。
 
 
『えひめ空き家情報バンク』
『えひめ移住支援ポータルサイト e移住ネット』
 
 
また、市や町などの自治体のホームページで、古民家や空き家情報を管理しています。
 
宇和島市「空き家バンク」
 
 
こういった物件情報の中から、古民家の賃貸情報を探していくのが順当な探し方かなと思います。
 
 
また、地元の不動産業者でも、物件を持っているところもありますので、粘り強く情報を探した方がいいと思います。
 
 
条件を気に入って、現地確認に行く場合は、面倒ではありますが、私のような古民家専門かつ木造住宅耐震診断士の資格を持った建築士に物件を見てもらうことをおすすめします。
 
 
古民家は、一見丈夫そうに見えても、梁や柱がシロアリで老朽化していたり、基礎部分や地盤が脆弱な場合がありますので、専門家に診断してもらった方が、瑕疵物件を購入する可能性もなくなります。
 
 
長い期間、空き家状態だった家は、かなり老朽化して、住める状態ではない場合が多いので、所有者がリフォームしてくれるのか、借りる人がリフォームするのか、ハッキリと条件を聞いてから契約するようにしましょう。
 
 
住んでみないと、住み心地や土地の状況が分かりません。なので、最初賃貸物件に住んでみるなど、お試しをおすすめします。ご自分のライフスタイルに合った古民家に出会えることをお祈りしています。