古民家の宿
和室1(茶室)
和室1(茶室)
和室2
和室2
脱衣所
浴室
洗面所
トイレ
トイレ内手洗い
特 徴
昭和3年建造の太宰家迎賓館(茶室)を改修し、宿泊所として活用しています。主に、浴室・トイレの水廻りをリノベーションし、現代的設備の設えとしました。
居室の和室2間の襖絵11枚が経年劣化により破れていたため、京都の職人に送って裏打ちするなど襖絵の修復を施し、畳の表替えだけで、雰囲気の良さが復活し、当時の輝きが増したように感じます。
古民家の佇まいを残しながら、現代の設備を導入することで、宿泊するお客様が古民家の雰囲気を楽しめ、設備についてストレスフリーとなるよう工夫しています。
■用 途 1戸建ての簡易宿泊所(母屋とは渡り廊下でつながっている)一棟貸しの宿
■構 造 木造平屋建
■竣 工 2017年10月
■目 的 簡易宿泊所(農家民宿)としての活用 公式サイトはこちら⇒銀杏舞う古民家の宿孫九庵
感 想
離れ一棟のリノベーション。昭和3年建造の来客用の迎賓館。
リノベーション前は、浴室・台所・トイレがかなり劣化していたため、古民家の欠点である『怖い・汚い・暗い・寒い』を感じる空間でした。そのため、宿泊所にするために、それらの欠点を払拭するリノベーションをお願いしました。
リノベーション後は、設備が全て新しくなって、最新設備になったことと、センサー照明が配備されているので、夜トイレに行くのも怖くなくなり、気持ちのいい空間となりました。ご宿泊のお客様にも大変喜ばれています。
2間の和室は、畳替えと襖の張替えだけで、以前にも増して、古民家特有のゆったりとした得も言われぬ雰囲気が感じられ、大変満足しています。古民家を満喫したいお客様にぜひ宿泊して頂きたいと思っています。