御殿町の家
外観
玄関ホール
居間
階段
2階アトリエ
庭
特 徴
新築設計監理の事例です。
宇和島城の見える閑静な場所に位置する昭和初期に建てられた既存建物は、レトロな雰囲気を醸し出しており、建築主の希望もあり、古いものと新しいものが融合された室内空間を備えていました。
南・北の庭をつなぐようにLDKを配置し、木製の全開建具が庭へと誘うように空間を工夫しました。
外壁は珪藻土の左官壁とし、明るい色の外壁とガルバリウム鋼板の片流れ屋根がモダンな雰囲気を漂わせ、内部は真壁造りで、構造体をあらわしにした木組みの造りです。
既存建物から移築した舞良戸・箱階段が新しい空間に溶け込みながら、懐かしさや昔の思い出に思いを馳せられるようにしました。
西側の庭には、四季の木々・草花を配置し、建物に調和させるよう工夫しています。
■用 途 1戸建ての住宅
■構 造 木造2階建
■延べ面積 160㎡
■竣 工 2011年12月
お客様の声
ホームページを見て興味を持ち、與那原さんの相談しやすい人柄に触れ、設計をお願いすることにしました。
古い家の建具を活かした家づくりに、母が大変喜び、嬉しく感じました。
外観・間取り・仕様・雰囲気・キッチン・居室・収納など、庭も含めて、全てにおいて、とても満足しています。
うちで過ごす時間をゆったり持ちたいと思いました。
友人や親戚からも、『木がいい、くつろぐね。』と言ってもらいます。従兄弟からは、『新築の家を見て、住んでみたいと思ったのはここの家』と言われています。