新築設計監理の事例です。
個々のプライバシーを保ちつつ、家族の一体感を共有できる空間構成とし、3世代同居の住宅を設計しました。
外観は断熱性を考慮し、硬質ウレタンフォーム付のガルバニウム鋼板の波板を外壁・屋根に使用しています。三間町は寒いので、サッシは全て高性能樹脂サッシ、ガラスはLow-eガラスとした高気密・高断熱を施しています。
屋根は山すその斜面に合わせ片流れとしたおかげで、周りの風景に溶け込んでいるデザインとなりました。内部の床はウィスキーの樽を再利用したオーク材を張って、独特の落ち着いた印象です。南面のバルコニーが各室をつなぐブリッジの役目を担っているところも、工夫しました。
■用 途 1戸建ての住宅
■構 造 木造2階建(ロフト付)一部RC造
■延べ面積 234㎡
■竣 工 2005年4月