内子町八日市護国伝統的建造物群保存地区内に新築修景として建設しました。
資料によると元々両隣と棟続きの長屋建ての建物だったとのこと。間口が狭く奥行の長い町屋形式の建物。
修景に当たっては町並みの風景を守りながら、伝統と現代が融合した空間としたいと思いました。
1階に店舗(喫茶店)2階小屋裏物置付住宅(借家)の構成にし、店舗の奥には屋根付きのテラスと内庭が広がっています。
伝統的な木製建具、漆喰塗り外壁、角折れ瓦屋根の外観。内部はシステムキッチン、ユニットバス、空調設備、エコキュートなど現代設備を設置しています。
■用 途:飲食店(喫茶店)併用住宅
■構 造:木造2階建て
■竣 工:2025年(令和7年)5月
■延べ面積:181.73㎡