大正元年(1912年)に建てられた古民家の耐震改修リノベ―ジョン工事を行いました。
古民家の基礎は石場建てを鉄筋コンクリートべた基礎に改修。耐力壁を追加し上部構造評点を0.35から1.58にアップしました。
台所や浴室として使われていた下屋部分は撤去し、従来の主屋の風格を再現し、床の間や神棚のある座敷は残し、他の和室はフローリングに張替えバリアフリーとしました。
対面式のシステムキッチンがあるLDKと洗面所・浴室を近接させ、機能的な家事動線としています。日中でも薄暗かった部屋が引込戸で仕切る事で、採光・通風を確保でき、快適な空間となっています。
用 途:一戸建ての住宅
構 造:木造平屋建て
竣 工:2024年(令和6年)12月
延べ面積:104.51㎡